内地では馴染みのない食べ物。
【ムーチー】
わたし自身、沖縄移住後初めて名前を聞きました。
沖縄県民で【ムーチー】を知らない人は居ないポピュラーな食べ物。
今日は、昔から沖縄県民にとって馴染みの食べ物である【ムーチー】についてご紹介していきます♪
ムーチーとは・・・・?
ムーチーとは沖縄の方言で、餅(鬼餅)を指します。
カーサと呼ばれる月桃の葉(サンニンの葉)で巻いて作ることから
カーサムーチーとも呼ばれてる。
月桃の葉(サンニンの葉)は沖縄県内の至る所に生えてる!
公園や山沿いの道などにもボーボーに生えてる!!笑
カーサは沖縄の方言で月桃(サンニン)の葉という言い方がポピュラーな印象。
作り方
餅粉を水で溶いてこね、黒糖や紅芋で味付けを行い
月桃(サンニン)の葉で巻き、蒸して作る。
この時期はスーパーや道の駅などではムーチーを作るためのコーナーが出来て賑わってる♪
近くのイオンでは月桃の葉が1束250円くらいと少し高め。
道の駅だと10枚くらいの1束で100円くらいだった。
前に北部旅行をした際に知り合ったおばぁがレシピを教えてくれたけど
わたし自身はまだ作れてない。。。😂
いつ食べるものなのか?
旧暦の12月8日に健康・長寿の祈祷のため縁起物として食されている。
2022年でいうと、1月10日。
旧暦で12月8日は沖縄地方が最も寒くなる時期でもあり
沖縄の方言でムーチービーサ(鬼餅寒)とも呼ばれてる。
ちなみに本日1月10日は
最高気温22度・最低気温18度という暖かい1日。笑
明日からは最低気温14度とかなり寒くなるみたい!!!やだな〜。
(追記:ムーチビーサの翌日から風バーバーでしっかり寒くなりました。笑)
サギムーチーとは
サギムーチーとは、子供のいる家庭では子供の年の数だけムーチーを紐で結んで天井から吊るす風習のことを指します。子供の邪気払いと健康を願います。
我が家でも5歳と2歳の子供がいるので年の数だけ吊るしました♪
娘が通う園でも恒例行事となっているムーチー作り。
今年は2個持って帰ってきた娘。
子供達の年の数に足りない分は市場本通にある松原製菓店で追加購入。
大量購入されてる方がたくさんいました♪
◆松原製菓店
住所:〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2丁目9−9
定休日:水曜日
営業時間:9時〜16時半
松腹製菓店さんは
ムーチー以外にも沖縄の伝統菓子(サーターアンダギーやちんすこう)が沢山売られていて個人的におすすめのお店♡お土産にも良さそう。
実食
娘が作ってきたのは2色ムーチー(紅芋&白糖)。
月桃の葉独特のスパイシーな香りが、ふわっと香って美味しい〜♡
関西でいう柏餅!!!柏が月桃になったVERって感じ。
月桃の葉の香りは、沖縄県民でも好き嫌いの分かれるところらしく
苦手って方も一定数はいるみたい!
シナモンとか好きな方はきっとお好きだと思う。
まとめ
- ムーチーとは沖縄の方言で、【餅、鬼餅】と呼ばれる縁起物の食べ物。
- カーサと呼ばれる月桃の葉で巻いて作られていて、月桃の葉が持つスパイシーな香りがする。月桃の香りは好き嫌いがはっきり分かれる。
- 旧暦12月8日に無病息災を祈願して、各家庭でムーチーを食べる習慣があり、沖縄で最も寒くなる時期となりムーチービーサ(鬼餅寒)と呼ばれ冬の風物詩である。
我が家の子供達はムーチーが大好きで取り合いながら今年も食べてた♪
ただし!!!笑
食べるときには、手やテーブルや至る所がベタベタになってしまうので(我が家だけ?笑)
気をつけて食べてみてください♪
最後までご覧いただきありがとうございました♪
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