沖縄に暮らし始めて、存在を知った【摘果(てきか)マンゴー】=青切りマンゴー。
今回は、内地ではあまり馴染みのない摘果マンゴーについて詳しくご紹介していきます♪
摘果マンゴーとは?
そもそも摘果マンゴー(=青切りマンゴー)とは、何者なのでしょうか?笑
【摘果マンゴー】・・・甘い完熟マンゴーを育てるために摘果する熟していないマンゴーのこと。
※摘果(てきか)とは果実の間引きを指します。
摘果をすることにより、残ったマンゴーに栄養が集中し大きく甘く育つのです。
収穫時期は?
その年の気候にも変動しますが、
4月末〜5月末の期間に手に入れることが出来ます。
完熟マンゴーの旬は6〜8月。
マンゴーを育てる過程で間引くことにより収穫されるので
摘果マンゴーは4〜5月の時期にしかお目にかかれないということなのだ♪
どこで買える?
沖縄県内であればどこでも手に入るというわけではありません。
(イオンなどのスーパーには置いてません。)
道の駅やファーマーズーケットに行くと出会えます♪
味は?
そのまま食べると、熟す前のマンゴーなので甘くない(笑)
マンゴーの香りはするのですが、酸っぱくて少しえぐみがありポリポリとした食感。
完熟マンゴーのように生で美味しく味わうことは出来ません。
でも!!!青マンゴーならではの味わい方があります。
摘果マンゴーの食べ方(作り方)
いくつかオススメの食べ方があるので、ご紹介していきます。
漬物
①マンゴーの皮を剥き、食べやすい大きさにカットする。
マンゴーの種を避けるためにこの向きで包丁をいれると3つに分けることが出来ます。
②塩を適量加えて、10分ほど放置。
③しんなりしてきたら、水気をしっかりと絞り切る。
④完成♪(とても簡単w)
マンゴーの香りがクセになる爽やかな浅漬けは、ポリポリとした食感で美味しいですよ♪
酵素シロップ
①上記と同様、マンゴーの皮を剥き種を取り除き、適当な大きさにカットする。
②消毒した保存容器に、青マンゴーと同量のグラニュー等を交互に加え入れる。
保存容器を消毒する際に使用しているのが
【パストリーゼ】です。
一時期はコロナの影響もあり高値で転売されていることもありましたが
最近は値段もいつも通りの価格で購入出来るように・・・♪嬉
5Lの大容量サイズを購入して詰め替えて使ってる♡
③キッチンペーパー等で蓋をし、1日1回清潔な手でかき混ぜる。(グラニュー糖が下に固まってしまうのでしっかり混ぜる。)
(沖縄は気温・湿度は高いこともあり、2日目にはこの状態でした。)
④グラニュー糖がしっかり溶けて、青マンゴーが浮き上がり小さな気泡が出ていれば完成です♪
完成までの期間は1週間〜2週間が目安となりますが、気温にもよるので毎日混ぜる際に味見等して確認してみてください♪
炭酸水で割って飲むと、マンゴーの香りが広がり最高に美味しいです♪
ドライフルーツ
酵素シロップが完成したら、マンゴーが残ります。
そのまま食べても美味しいのですが、ドライフルーツにしてみたら美味しかったです♪
①残った青マンゴーを、クッキングペーパーを敷いた天板に重ならないように並べる。
②120度に予熱しておいたオーブンで30分焼く。
③裏返して、さらに15分。
※オーブンやマンゴーの切り方によっては、焦げてしまうのでご注意を。
④冷めるまで天板の上で放置して完成♪セミウェットタイプのドライフルーツです。
お好みで上からグラニュー糖をパラリとすると保管の際にくっつかずオススメです。
ジャム風
残った果実の活用法として、フードプロセッサーで攪拌して保存容器に入れておくとヨーグルトのトッピングに使えます♪
その他
上記以外の食べ方とてしては、【しりしり=千切り】にして炒め物に使ったりピクルスなどお料理にも活用できます♪
生食だとえぐみがあるので、ソムタムサラダにして食べる際には水にさらしておくことをオススメします。
まとめ
- 摘果(てきか)マンゴーとは、完熟マンゴーを育てる際に間引いて発生する熟す前のマンゴーのこと。
- 完熟マンゴーとは違った食べ方があり、特にオススメは酵素シロップ作りに最適♪完熟マンゴーに比べて、発酵に適していて酵素がよく発生します。
- 沖縄県外ではほとんど出回ることがない珍しい食べ物。
いかがでしたでしょうか?
甘い完熟マンゴーも美味しいのですが、摘果マンゴー(青マンゴー)ならではのポリポリとした独特の食感や酸味と爽やかな甘さを味わってみてくださいね♪
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最後までご覧いただきありがとうございました。
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